マイホーム どんな物件が良い?

こんにちは。

今回は、マイホームを買うならどんな物件が良いか個人的な見解を書こうと思います。

 

結論から言いますと、「中古住宅が良い」です。

反対に新築マンションは最悪で、最もコストパフォーマンスが悪いと思います。

マンションは駅近が多いので、建築会社が仕入れる土地価格が高いです。

また、駅近であるため買い手も多く、値段も始めから高く設定されがちです。

さらに、最近では転売目的で購入してくる輩もいるため値段が高騰しがちです。

言うまでもなく、駅遠のマンションの価値は皆無です。

一方、新築戸建ては、注文住宅にしてしまうと余計なオプションやデザイン料を取られがちで

新築建売の場合は、建築会社は1つの大きな土地を仕入れ、それを分譲して、複数の家を建てることが多いです。この場合、分譲された戸数の半分も売れれば、建築会社の元は取れていると思われますが、一箇所に複数の新築戸建てが建てられている場合、一度に資材をそこに運べるわけですから、相対的にコストも下がってきます。

新築にこだわるなら新築建売が良いかと思います。

 

さて、本題に戻ります。

マイホームを買う場合は、絶対に中古住宅が良いです。

理由は、

①広告宣伝費や設計費価格に乗っていない。

②過去の周辺中古物件と比較して、相場の金額で購入出来る。

③リフォームが必要と言う理由で、値引き交渉ができる。

④ 売れ残っている物件を購入したい場合、売れ残っていると言う理由でさらに値引き交渉ができる。

などがあげられます。

新築の場合は、「この物件」しかありませんから売主有利ということです。

中古物件の場合は、あらゆるエリアに中古物件があります。特に魅力的な物件でない限り、買主有利な場合が多いのではないのでしょうか。

 

また中古物件ですが、マンションの場合は、出来るだけ全体の世帯数が多い物件を選びましょう。マンションの世帯数が少ないと、一世帯あたりの修繕積立費が高くなる傾向があります。

ちなみに、マンションですが最上階を選ぶのはおススメしません。上が屋根のため、夏は直射日光があたり、かなり暑いです。

 

中古戸建ての場合は、出来るだけ道路付が良い物件を選びましょう。

公道に面しているかどうかです。

前方の道幅が狭い物件は、再建築ができない場合がありますので、気をつけてください。

もちろん土地は広い方が良いですが、気に入った物件があればあまり気にしなくても良いと思います。

土地が広いとその分建物が大きくなるので、リフォーム費用が割高になる可能性があります。

 

これからは、新築の家にこだわる理由はないと思います。

空き家も増え続けるため、中古物件の価格は下がると予想できます。

一方で、材料費の高騰や人手不足などで新築戸建の建築費は上がる一方ではないでしょうか。新築にこだわるあまり、多額のローンを支払う苦労を考えてみてください。

家賃5万円の家に住んでいた人が、ローン返済で月8万円などもってのほかです。

今の家賃5万円なら、ローン返済も5万円で収まる物件ではないと、買ってはいけません。

ちなみに、家は資産ではなく、負債です。

なぜなら、ローン返済や固定資産税など、お金が出て行く事ばかりで、お金を自分の財布に入れてくれる事はありません。

 

※賃貸住宅の家賃支払いも負債です。

マイホームの場合、自分が家のオーナーで、自分に家を貸し出し、自分が自分に家賃を払うと言うイメージを持ってみましょう。

賃貸住宅の場合、大家は、皆様から家賃をもらい、そのお金でローンを返済していますので、大家は物件を皆様の家賃で購入できています。

 

マイホームは、いざとなったら賃貸に出せますしその場合は資産になります。

ローンの支払いが終った場合も、いつでも売れるため資産になります。

 

マイホームは、こだわりたい気持ちもわかります。

しかし、これからは中古住宅を買って、リフォームでこだわってください。本当に新築の様になりますし、壁紙1つで雰囲気も一気に変わります。

 

ぜひ、新築思考にとらわれず、中古住宅に目を向けて見てください。

次回は、掘り出し物件は、一般人に回ってくるのかについて書いてみたいと思います。